「安倍派四天王」は黒衣役 岸田政権ナンバー2が水面下で動くわけ

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西村圭史
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 岸田政権の「黒衣役」がにわかに動き出した。

 「ちゃんと公明党に丁寧に説明しておいて」

 1月上旬の首相官邸。松野博一官房長官(59)は、政権肝いりの「経済安全保障推進法案」について官僚らから説明を受けると、連立与党の名前を出した。念を押すように出した指示は、公明党への「配慮」だった。

 企業活動に立ち入る権限を政府に与え、違反した企業には罰則を科す法案に、公明党は慎重姿勢を示していた。国会では野党の非力に助けられているとはいえ、対応を誤って公明党がかたくなになれば法案の行方は怪しくなる。

岸田文雄首相とは派閥も経歴も異なる。仲間でつくった「パッとしない中堅議員の会」で酒を飲む…そんな男がいま、岸田政権のナンバー2を担っています。その役どころとは・・・

指示受けた官僚の「異例」の対応

 松野氏の指示を受けた官僚ら…

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    前田直人
    (朝日新聞コンテンツ戦略ディレクター)
    2022年2月24日9時13分 投稿
    【視点】

    もともと、ややこしい政治案件をさばくのが「内閣の要」と言われる官房長官の役割です。関係省庁を束ね、連立与党にも気を配り、毎日の記者会見で報道対応もする。私も小泉政権のころに安倍晋三官房長官、細田博之官房長官の番記者を長くやっていましたが、と