孤立するロシア、擁護の声なし 国連総会で各国非難 ウクライナ危機

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ニューヨーク=藤原学思
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 193カ国が加盟する国連総会は23日、緊張が高まるウクライナの情勢をめぐって会合を開いた。グテーレス事務総長のほか、日本を含む各国は相次いでロシアを非難した。孤立が鮮明になったロシアは反発し、グテーレス氏の発言にも直接、不満を漏らした。

 グテーレス氏は、ウクライナ東部2地域のロシアによる一方的な「独立承認」について「国連憲章の原則に反する」と改めて強調した。ロシアとウクライナ、独、仏が結んだ和平プロセス「ミンスク合意」をめぐっては、「集中治療室で、多くの生命維持装置によって生き延びてきたが、いまは装置が切断されている」と語った。

 グテーレス氏が公にロシアを批判するのは、これで3日連続になった。22日には、問題解決に「適任の事務所」として、国連を活用するよう申し出ていた。

 だが、23日に演説に臨んだ…

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