新築マンション価格、全国平均も過去最高 初の5千万円超え

初見翔
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 不動産経済研究所は24日、2021年に全国で発売された新築マンションの平均価格が5115万円(前年比2・9%増)で、5年連続で過去最高を更新したと発表した。5千万円を超えるのは1973年の調査開始以来初めて。

 2021年は首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉の4都県)の新築マンションの平均価格がバブル期を超えて過去最高となるなど、比較的高額な都心の物件の値上がりが全国の平均価格を押し上げた。建設費の値上がりに加え、全国的に駅の近くなど高値で売れる地域に供給が絞られていることも一因という。

 発売戸数は7万7552戸(同29・5%増)で、コロナ禍で販売が一時停止した前年と比べると大幅に回復した。22年は7万5千戸と微減になる見込みという。同研究所の松田忠司主任研究員は「共働き世帯を中心にマンション人気の衰えはみえない。高値の傾向は続くだろう」とみる。(初見翔)