海外移籍だけが代表への道ですか 気概もってWEリーグでアピールを

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INAC神戸社長・WEリーグ理事、構成・金子智彦
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安本卓史のWE our us

 2月上旬までインドで行われたアジア・カップで、日本代表(なでしこジャパン)は4強入りし、9大会連続のワールドカップ(W杯)出場を決めました。

 それ自体はいいニュースですが、中国との準決勝に敗れて3連覇を逃した点には物足りなさを感じます。世間の認識は「アジアでは勝って当然」。3月5日に再開するWEリーグを盛り上げるという意味でも、優勝して欲しかった。

 大会期間中、INAC神戸はMF杉田妃和(ひな)(25)が米女子リーグ、ポートランド・ソーンズへ完全移籍することを発表しました。杉田は2019年W杯フランス大会、昨夏の東京五輪に出場した神戸の主力選手でチームとしては痛手です。

 ただ、ポートランドは数年前から杉田に関心を寄せていました。今回、神戸と複数年契約を結んでいた杉田の獲得のため、違約金まで用意しました。

 違約金の発生は女子サッカー界では非常にレアケースで、スポーツビジネスとして成立した意味で画期的です。先方が杉田の実力を高く評価した証しであり、また、今回の違約金の額は今後のクラブ強化に十分資するものです。

 快く送り出したいと思う一方で、危機感もあります。

 杉田は今回のアジア・カップ…

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