秋田・潟上で今夏と秋に音楽祭 県出身ピアニストら企画

高橋杏璃
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 秋田県出身ピアニストの千田桂大(けいた)さんらが今年7、10、11月、国内外の演奏家を秋田市潟上市に招き、「秋田・潟上国際音楽祭」と題した催しを開く。実行委員会などが主催し、定期開催をめざすという。

 実行委員長を務める千田さんはスイスエージェントと契約しており、欧州でも演奏を行ってきた。コロナ禍で活動が制約されるなか、出身地・秋田からの音楽を通じた文化の発信の企画が浮上し、委員長に就いた。千田さんは「文化が世界をつくるという信念のもと、愛すべき秋田に音楽祭を作りたい」と話す。

 7月は8~10日の日程で、会場は秋田市の秋田アトリオン音楽ホール。8日は韓国生まれの朴葵姫(パクキュヒ)さんによるギターリサイタル。9日は音楽演奏に加え活弁士が登場する「浅草オペラショウ」と、湯沢市出身の中鉢聡さん(テノール)ら県出身の歌手が出演する「秋田ガラ・コンサート」がある。10日は千田さんのピアノリサイタルが開かれる。

 10月以降はアトリオンのほか、潟上市のギャラリーブルーホール、秋田市に新設されるあきた芸術劇場も会場になる。仙台フィルハーモニー管弦楽団による特別演奏会などを予定している。

 千田さんの欧州での活動で培った人脈を生かして出演を依頼した、フランスのピアニスト、フィリップ・カサールらのリサイタルも予定している。

 運営費用はチケット収入や、スポンサー企業の支援、県などの助成金を見込む。チケット料金は演目によって異なる。詳細は音楽祭のホームページ(https://www.artofficesaichi.com/first-akimf別ウインドウで開きます)で。(高橋杏璃)