NATO・EUの両首脳が会談 ロシアに対し「より団結する」

ウクライナ情勢

ブリュッセル=青田秀樹
[PR]

 北大西洋条約機構(NATO)と欧州連合(EU)の首脳が24日昼、ブリュッセルのNATO本部でロシアのウクライナ侵攻への対応をめぐって会談し、結束を強めることを確認した。

 記者会見でEU首脳会議のミシェル常任議長は「ロシアの攻撃は国際法に違反し、法に基づく支配を力による支配に変えようとするものだ」とロシアを厳しく非難した。また、「平和と繁栄を目ざすEUの礎への攻撃でもある」と危機感をあらわにした。

 EUは24日夜に緊急の首脳会議を開き、対ロシア制裁を議論する。EUの行政トップ、フォンデアライエン欧州委員長は、米国や英国のほか日本などとも連携したうえで対ロシア制裁を強化すると説明した。

 NATOのストルテンベルグ事務総長は「NATOとEUは自由と民主主義の価値観を守るべく結束している」と語った。フォンデアライエン氏も「ロシアは我々を分断させようとしたが、結果は逆だ。より団結し、より決意を固めている」と語り、「ひとつのEU、ひとつの同盟だ」と応じた。(ブリュッセル=青田秀樹)