EUが追加制裁で合意 親ロシア派の独立認めないよう各国に呼びかけ

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ブリュッセル=青田秀樹
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 欧州連合(EU)は24日夜、ロシアのウクライナ侵攻を受けて開いた緊急の首脳会議で、金融やエネルギー分野などを対象とした追加制裁をロシアに科すことで合意した。ロシアに協力するベラルーシも対象にする。また、ウクライナ東部の親ロシア派支配地域について、ロシアに続いて独立を承認することがないよう世界各国に呼びかけた。

 発表された27加盟国首脳による合意文書は、ロシアが国際法を侵し、世界の安全保障と安定を損ねていると指摘し、「可能な限りの強い言葉で非難する」とした。合意した追加制裁は、金融、エネルギー、運輸の各産業分野を挙げた。軍事転用が可能な製品の輸出も制限する。詳細を詰めたうえで、早ければ25日にも正式決定する見通しだ。

 ウクライナの北に位置するベ…

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