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脱毛症の娘に「ごめんね」と涙するママ 娘は「違う」と突き飛ばした

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張春穎
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 髪がなくても、娘は世界一かわいい。自信を持って言える。でも、私が髪をなくしたら、私は私のことを「美しい」と言えるだろうか……。

 前橋市の新井舞さん(36)は自問自答の渦に入った。次女の優芽(ゆめ)さん(11)は生後11カ月で小児脱毛症になった。子育ても絶不調。気にせず遊ぶ優芽さんに「帽子をかぶろうね」。隠したかった。

 5年前、小学校の入学準備をしていた時だった。優芽さんのことで、さらに不安が募った。友だちは? 学校生活は? ボロボロと、涙がこぼれた。

 優芽さんも、隣に来て泣いている。

 「ごめんね。こんな体に産んでしまって」

 新井さんは、そう言って、ぎゅっと抱きしめた。

 だが、突き飛ばされた。

 「違う」。優芽さんは言った…

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