自民・麻生派、第3派閥に後退 佐藤勉氏ら4人退会「思う所ある」

自民

中田絢子
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 自民党麻生派の会長代理だった佐藤勉・前総務会長(栃木4区)ら4人の衆院議員は25日、派閥を退会した。党の所属議員は49人となり、茂木派(53人)と並ぶ党内第2派閥から、第3派閥に後退した。

 ほかに退会したのは、御法川信英国会対策委員長代理(秋田3区)、丹羽秀樹元文部科学副大臣(愛知6区)、阿部俊子元外務副大臣(比例中国ブロック)。阿部氏を除く3人が同日昼、派閥会長の麻生太郎党副総裁の事務所を訪ね、麻生氏に退会届を提出した。

 麻生派は2017年、山東派などが加わって拡大。4人はこの際に派閥に入った。昨秋の自民党総裁選で、派閥幹部の多くが岸田文雄首相の支援に回る中、佐藤氏らは敗れた河野太郎・前行政改革相を支持し、関係がぎくしゃくしていた。

 退会届を提出した佐藤氏は「色々思うところあっての行動」と述べる一方、自身と近い菅義偉前首相との連携については「まだ全く考えていない」と述べた。中田絢子

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    前田直人
    (朝日新聞コンテンツ戦略ディレクター)
    2022年2月25日17時46分 投稿
    【視点】

    「菅派結成へ動いている」との臆測を呼ぶ佐藤勉氏の行動に注目が集まっています。その内実は、このページ下の関連リンクにある政治連載「フロントライン」に詳しいですが、菅政権から岸田政権にかわって非主流派に転じた勢力が、次をにらんだ布石をどう打って