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感染力強い別系統のBA.2が東京で30例 再拡大と長期化に危機感

有料会員記事新型コロナウイルスオミクロン株

関口佳代子
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 東京都は25日、都内の新型コロナウイルス感染者から、オミクロン株の別系統の「BA.2」への感染例が、1月末までに計30例確認されたと明らかにした。新規感染者数や入院者数の増加傾向はいったん落ち着きを見せているが、専門家は同系統の感染力の強さに懸念を示し、「今後の動向を注視する必要がある」としている。

 同日の都モニタリング会議で報告された。公表資料によると、都はゲノム解析により昨年12月に1例、今年1月に29例の計30例の「BA.2」感染を確認。うち25例は海外渡航歴がない人の「市中感染」だったという。順次、解析を進めており、今後さらに増える可能性もあるという。また、ゲノム解析とは別に都健康安全研究センターによる独自のPCR検査で2月8日以降、21日までに計5例のBA.2の「疑い例」も確認された。

 会議ではこのほか、23日時点の都内の1週間平均の新規感染者が前週の90%にあたる1万3057人となり、2週連続で減少したことが報告された。入院者数も4172人(前週4154人)とほぼ横ばいだった。

 国立国際医療研究センターの大曲貴夫氏は都内の感染状況について、「依然として極めて高い値でとどまり、同規模の感染状況が長期化する危機に直面している」と指摘。前週からの増加率がわずかでも上昇すれば感染が再拡大するおそれがあるとし、今後、「BA.2」の動向を注視する必要性を訴えた。

 一方、都は会議で、ワクチン

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