絵本が作った「あたたかくて幸せな時間」 ヒーローにもなるその力
松本紗知、中井なつみ
絵本や児童書の名キャラクターの誕生秘話を探る連載「きみが生まれた日」では、昨年5月の開始以来、今月で20作品を紹介しました。多数のリクエストが寄せられ、10作品の紹介を終えた昨夏に実施したプレゼント企画には、3千件近い応募がありました。記事や本をどのように楽しんでくれているのか、当選した2人に、話を聞きました。
登場した本を、103人にプレゼントします
20冊を記念し、昨夏以降に紹介した10作品を、抽選でプレゼントします。応募はこちらから
「タイなのにハイヒールはいてる!」
「初めての子が双子で手がかかり、2人一緒に遊ぶというと、本を読むのが一番楽でした。おもちゃだと、どちらかを構っている間見てもらえない方に不満が生じますが、絵本だとみんなで一緒に楽しめるんです」
こうメールを寄せてくれたのは、「せとうちたいこさん デパートいきタイ」に応募した東京都調布市の田中愛子さん(42)だ。双子の兄妹、蒼一(そういち)くん(5)、恵菜(えな)ちゃん(5)と一緒に、絵本を楽しんでいるという。
読むのは、主に夫の秀和さん(41)の担当だ。登場人物によって声の調子を変え、臨場感たっぷりに読み聞かせる。
子どもたちが生まれたあと…
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