迷路作家の脳活ドリル、認知症予防に 「細かくなり過ぎない」仕上げ

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米沢信義
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 動物形迷路の作品集「めいろどうぶつえん」のヒットで知られる埼玉県吉川市の迷路作家・吉川めいろさん(45)作の市域形の迷路を表紙にした「脳活ドリル」が、新型コロナウイルスワクチンの接種会場で高齢者の人気を呼んでいる。認知症などの予防につなげたいと市が考案し、依頼した。中身は楽しみながら脳を活性化させる問題が満載されている。

 コロナ禍による外出自粛などで人と会う機会が減るなか、脳への刺激が少なくなると認知機能が低下しやすいといわれている。そこで市長寿支援課が中心となり、パズルやクイズからなるドリルを企画。A4判8ページの冊子の表紙をめいろさんに頼んだ。

 めいろ=本名・小沢裕心=さんは、マニュアル制作会社でイラストデザインを手がける会社員。子どもの頃から迷路の魅力にはまり、2014年に無料迷路サイト「迷路.jp」を開設、18年に「めいろどうぶつえん」を出版した。ペンネームの由来は「吉川に住んで迷路を作っているという単純な理由」という。

 市からの注文は「高齢者でも取り組みやすい難易度で」。出勤前の午前4時半にパソコンに向かって制作。吉川市の形の大枠の中にスタート、ゴール、通路、行き止まりなどの線を書き込み、1時間ほどで仕上げた。「線の細かさと行き止まりの作り方が難易度のポイント。細かくなり過ぎないよう注意しました」

 市は10日から、3回目のワ…

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