ロシア軍がウクライナに侵攻し、各地で激しい戦闘が起きている。隣国ポーランドとの国境に近い西部リビウは首都キエフや東部に比べれば平穏だが、25日の朝もサイレンが鳴り響くなど緊張感が漂う。軍の事務所を訪ねると、戦地に向かう予備役たちが最愛の人たちに別れを告げていた。
中心部から車で15分ほどの住宅街。古いアパートが立ち並ぶ一角に軍の事務所があり、朝から続々と予備役が集まってきた。地元メディアなどによると、ウクライナには20万人以上の予備役がいるという。
普段は大学で社会学の講師をしているタラス・ベレズュクさん(34)は、ロシアが侵攻した前日の23日夕に軍から電話で招集を受けた。
「テレビで戦況を見ていたの…
- 【視点】
「歴史は繰り返す」という状況なのかもしれませんが、今回の米国、NATOの対応は第二次世界大戦前のイタリアのエチオピア侵略、ドイツのチェコスロヴァキア侵略、ソ連のフィンランド侵略とあまりにも酷似しています。大国の侵略行為に対して綺麗事だけの理

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