ビッグひな祭り ひな人形3万体
伊藤稔
約3万体のひな人形を展示する徳島県勝浦町の「ビッグひな祭り」が26日、人形文化交流館で始まった。町の活性化や人形文化の保存伝承を目的に開かれ34回目。会場には全国から寄せられたひな人形が所狭しと並んでおり、中央には高さ8メートル、25段のひな壇も。訪れた親子連れらが楽しそうに眺めていた。
昨夏の東京五輪・パラリンピック開催にあわせ東京で展示されたひな飾りを再現し、北京五輪で話題となったカーリング競技を楽しむひな人形もお目見えした。主催するNPO阿波勝浦井戸端塾の稲井稔理事長(82)は「五輪での日本人選手の活躍を思い起こしてもらえれば」と話していた。
4月10日まで。入場料は一般300円、小学生100円。(伊藤稔)