本質論を解説したがる夫にストレス 上野千鶴子さんが説く言葉の力

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悩みのるつぼ 相談者

 60代女性です。昨年11月20日付の「悩みのるつぼ」で、マンスプレイニングという言葉を知って以来、もしかしたら、私の夫もそれかもと考えています。

 とは言え、夫は女性差別をする人ではありません。私は定年までフルタイムで働き、夫とは男女協働の考えを共にして、家事も子育てもしてきました。

 しかし、時々と言うよりしばしば、夫との会話でストレスを感じます。

 例えば、政治のニュースなどについて、私が意見を述べると、「そのニュースの本質は○○である」と、解説してきます。それを聞くと、私は全く取るに足らないつまらないことを言ってしまったような気持ちになります。夫にそのことを伝えると、「それはあなたの主観であって自分はそのようなつもりはないから答える必要はない」と言われます。

 主観は大事だし、それに答えることも大事だと思いますがわかってもらえません。そして、もしかしたら、「本質論」を解説したがる夫の態度はマンスプレイニングではないかと思うのです。

 男女平等だと思っていたけれど、実は二人とも隠れた差別に気づいていなかったのではないでしょうか? 違いますか?

 夫は上野先生がそう言うなら、態度を改めると言っています。先生のご回答をお待ちしています。

回答者 社会学者・上野千鶴子さん

 うふふ、マンスプレイニング…

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