北朝鮮「偵察衛星開発のための重要試験」 弾道ミサイルにカメラか

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ソウル=鈴木拓也
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 北朝鮮の国家宇宙開発局と国防科学院が27日、偵察衛星開発のための工程計画に基づいた重要な試験を行ったと、朝鮮中央通信が28日に報じた。偵察衛星に装着したカメラから地上を撮影したと伝えた。北朝鮮は、27日に平壌近郊から日本海に向けて弾道ミサイル1発を発射していた。

 同通信によると、実験では、偵察衛星に装着するカメラで地上の特定地域に対する垂直撮影や傾斜撮影を実施。高分解能撮影システムとデータ転送システム、姿勢制御装置の特性や動作の正確性を実証したとしている。「今回の試験は偵察衛星の開発で重要な意義を持つ」と伝えた。

 同通信は、27日の試験で上空から撮影したとする朝鮮半島の写真も配信した。27日に発射した弾道ミサイルに装着したカメラで撮影したとみられる。韓国軍によると、ミサイルの飛行距離は約300キロ、最高高度は約620キロだった。

 北朝鮮は核ミサイル開発を…

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    箱田哲也
    (朝日新聞論説委員=朝鮮半島担当)
    2022年2月28日18時58分 投稿
    【解説】

     ウクライナ情勢、北京五輪とパラリンピックの間、間近に迫る韓国大統領選……。専門家の間で、北朝鮮が軍事挑発に出やすい環境が整ってきたとして警戒が高まる中、ミサイルが発射された。  今後は、北京でパラリンピックが始まった後も挑発行為を続ける