旭川医大学長は解任?辞任?いまだ決まらず 学長はパワハラなど否定

有料会員記事

井上潜、本田大次郎
[PR]

 国立の旭川医科大学(北海道旭川市)で、吉田晃敏学長の解任を同大学長選考会議が文科相に申し出て約7カ月。吉田氏は解任申し出の直前に辞任を表明したが、学長任命権限がある文科相はまだ解任か辞任受理かを決めていない。学長選考会議は吉田氏を巡るパワーハラスメントや不適正支出を解任申し出の理由として挙げたが、吉田氏は文科省の聴取に対し、これらの理由を認めていないという。

 旭川医大の学長選考会議は昨年6月22日、吉田氏を巡って、不適切支出や教職員に対するパワハラ、学内行事への遅刻や欠席など計34件の問題行為があったと認定。「学長以前に社会人としての適性に疑問を持たざるを得ない」などとして、文科相に解任を申し出ることを決めた。ただ、吉田氏は直前の17日に文科相に辞任届を出した。

 選考会議が指摘した問題行為は、学長特別補佐に対する不適切な金銭支払いや、新型コロナウイルス対応を巡って対立した前付属病院長に辞任を迫ったとされる発言などだ。

 文科省は選考会議から解任の申し出を受け、吉田氏から事情を聴く聴聞を行った。関係者によると、昨年12月と今年1月、2月3日の3回行われたという。

 吉田氏は提出した弁明書で…

この記事は有料会員記事です。残り427文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【無料会員限定】スタンダードコース(月額1,980円)が3カ月間月額100円!詳しくはこちら