核ちらつかすプーチン氏、強まる警戒 「何らかの誤算があったら…」

有料会員記事ウクライナ情勢

モスクワ=中川仁樹、ワシントン=大島隆
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 ロシア軍の戦略核を運用する部隊が戦闘準備に入った。プーチン大統領は27日に核戦力を含む抑止力を「特別態勢」に移すよう命じていた。欧米によるロシアへの経済制裁や攻撃的な発言への対抗措置としており、ウクライナを「欧米側に渡さない」という強固な意思を改めて示す狙いがあるとみられる。

 ウクライナ情勢をめぐり、プーチン氏が紛争にからめて核兵器をちらつかせるのは初めてではない。ロシアはウクライナ南部クリミア半島に侵攻し、2014年3月に併合した。その1年後、ロシア国営テレビのインタビューで「核戦力を臨戦態勢に置く可能性はあったか」と問われたプーチン氏は、「我々はそれをする用意ができていた」と明言した。

 2月7日にもフランスのマクロン大統領との共同記者会見で、ウクライナがNATOに加盟してクリミア奪還のために攻撃すれば、欧州とロシアの武力衝突に発展する可能性に言及。その上で、「ロシアは核保有国の一つだ」と警告した。

 ウクライナを「欧米の影響下…

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