JR岐阜駅前再開発 超高層ビル2棟を建設へ 2028年完成目標

松永佳伸
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 岐阜市のJR岐阜駅北側の再開発事業で、商業施設やオフィス、マンションを含む超高層ビル2棟が、金華橋通りを挟んで建設されることになった。岐阜駅北中央東地区と中央西地区の両市街地再開発準備組合が28日、事業の概要を発表した。2025年に現ビルの取り壊しを始め、28年の完成を目標に掲げる。

 両準備組合によると、2棟とも1、2階が商業施設で、3、4階が業務施設、5階以上は駐輪場とマンションになる。市の玄関口にふさわしく、外観などのデザインは周辺地域と統一感を持たせるという。1階には広場などを設け、近隣の飲食店街と合わせてにぎわいの創出を図る。

 地権者でつくる両地区の準備組合は昨年8月、事業計画を提案する企業グループの公募を開始。今年1月、野村不動産積水ハウス清水建設などが事業参加者に決まった。

 中央東地区の柴山直人理事長は「にぎやかだった昔の駅前のように、人が多く集まり、駅周辺が活性化する再開発ビルにしたい」、中央西地区の川口富雄理事長は「駅正面の地の利を生かし、時代と人に求められるように取り組みたい」と話した。

 市は昨年3月、都市計画を決定した。新年度には、JR岐阜駅と2棟を歩行者用デッキで結ぶための整備費の一部として、当初予算案に4600万円を盛り込んだ。

 岐阜市の柴橋正直市長は「周辺のにぎわいにつながる事業として大いに期待している」と話した。(松永佳伸)