対ロシア経済制裁で高騰するレアメタル 専門商社「情勢が不透明に」

有料会員記事ウクライナ情勢

千葉卓朗、渡辺淳基、近藤郷平、神山純一
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 ロシアの金融機関が国際決済システム「SWIFT(スイフト)」から排除されることを受け、現地と供給網でつながる日本の製造業にも緊張が走る。ロシアは主要金属のアルミニウムや、工業製品の原料になる希少金属レアメタル)の生産大国だからだ。貿易取引のある日本企業からは、収益悪化への懸念が強まっている。

 ロシアがウクライナに全面侵攻した24日、金属価格の主要指標を扱うロンドン金属取引所(LME)では、アルミニウムの先物価格の終値が1トンあたり3394・5ドルとなり、2008年7月以来13年半ぶりに最高値を更新した。

 ロシアはアルミ製品の原料である「地金」の世界有数の生産国。日本はロシアからアルミ地金(合金を含む)を年間約50万トン輸入し、21年は最大の輸入相手国だった。

 アルミは家庭用から工業製品…

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