コストコ、東近江市に出店へ 滋賀県初、24年夏ごろか

筒井次郎
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 米国系の会員制大型量販店「コストコ」が、滋賀県東近江市に県内で初めて出店する見通しであることがわかった。誘致を進めてきた市が明らかにした。順調にいけば、2024年夏ごろに開店する見通し。市は地域経済や雇用への波及効果に期待する。

 市によると、予定地は名神高速八日市インターチェンジ(IC)から北へ800メートルの中小路町。現在は農地が広がる約8万平方メートルの土地で、都市計画法上の近隣商業地域となっている。店舗面積は1万5千平方メートル、駐車場は800台以上、平日で1日4千人の来店を見込む。

 市は14年から交渉しており、2月1日に運営会社「コストコホールセールジャパン」(本社・川崎市)から出店の方針が伝えられた。正式に出店が決まれば、雇用創出や災害支援の協定を結びたいとしている。雇用は300~500人規模になりそうだという。

 コストコは、会員(個人は通常年会費が税込み4840円)になると「アメリカンサイズ」の大容量の商品を安く買えることで人気がある。同社のホームページによると、昨年7月時点で国内に30店舗ある。近隣では京都府八幡市岐阜県羽島市にある。

 名神高速沿いの大型商業施設としては、竜王IC近くの三井アウトレットパーク滋賀竜王に続く。

 市企業支援課の担当者は「市外からの誘客を増やし、コストコ周辺に飲食店や商業施設ができる波及効果を期待したい」と話す。(筒井次郎)