• アピタル

通報12分「心拍戻ってほっとした」 素早いAED操作が救った命

神元敦司
[PR]

 三重県伊賀県税事務所で昨年11月、意識を失って倒れた50代の男性職員を3人の県伊賀保健所職員らが協力して救助した。男性は入院後、後遺症なく社会復帰したという。伊賀市消防本部は28日、迅速で適切な活動が人命を救ったとして、3人らに感謝状を贈った。

 感謝状を受け取ったのは、県伊賀保健所職員の田中雄馬さん(30)、佐藤千裕さん(43)、麻田道典さん(60)と県伊賀県税事務所。

 事案は昨年11月18日夕方に起きた。男性職員が倒れているのを県伊賀県税事務所長が見つけた。駆けつけた田中さんが心臓マッサージを始めた。佐藤さんと協力して自動体外式除細動器(AED)を操作し、電気ショックを与えた。通報から12分後、男性は救急車で病院に搬送された。

 男性は約1週間後に意識を取り戻し、後遺症もなく職場に復帰することができた。佐藤さんは「こうした場は初めてであたふたしたが、AEDで(男性の心拍が)戻ってきてほっとした」と話した。(神元敦司)