サウジの軍事行動停止、フーシ「反対しない」 停戦合意には条件

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ドバイ=伊藤喜之
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 7年続くイエメンの内戦で、暫定政権を支援するサウジアラビア主導の有志連合は3月29日、イエメン国内での軍事行動を翌30日午前6時から停止すると発表した。暫定政権幹部によると、フーシ側は4月初旬から始まるイスラム教のラマダン(断食月)期間に限って停戦で合意する方針だという。これに対し、敵対する反政府武装勢力フーシは「前向きな動きには反対しない」と声明を出した。

 サウジなど湾岸6カ国で構成する湾岸協力会議(GCC)や国連の停戦要求に有志連合が応えた形だ。停戦をめぐる協議がサウジの首都リヤドで29日から始まった。イランを後ろ盾とするフーシにも参加を求めたが、サウジでの開催を理由に拒否していた。

 フーシの最高評議会が30日に発表した声明では、有志連合による軍事行動の停止には「反対しない」と応じたものの、「イエメン人への包囲が解かれない限り和平は達成されない」と恒久的な停戦合意には条件をつけた。フーシ側の支配地域であるイエメンの首都サヌアの国際空港や港は有志連合によって包囲され、国連機関など以外は使用できなくなっている。

 最近の戦況では、1月までに…

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