「権力に真実を語る人がいない」 プーチン氏揺さぶる米英の機密公開

有料会員記事ウクライナ情勢

合田禄=ワシントン、菊地直己 聞き手・菊地直己
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 ロシアのウクライナ侵攻をめぐり、米英の政府当局がロシアの政権内部にかかわる機密情報を相次いで公開した。今後の停戦協議に向け、プーチン大統領が正しい情報を得ずに戦略的な失敗を重ね、部隊の士気も低下していると公表することでロシア側を揺さぶる情報戦の一環とみられる。

 米ホワイトハウスのベディングフィールド広報部長は3月30日の記者会見で、「プーチン大統領はロシア軍に欺かれたと感じており、軍首脳部との間に緊張関係が生まれているとの情報を得ている」と述べた。

 ベディングフィールド氏は、プーチン氏のアドバイザーらが、ロシア軍のウクライナでの戦闘の不手際や、米欧などによる経済制裁がロシア経済に及ぼす影響について誤った情報を伝えていると指摘。その理由について、「プーチン氏のことが怖くて真実を伝えられないからだ」との見方を示した。

 ホワイトハウスの見解は米情…

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