書店に並ぶ本のバーコードをスマートフォンで読み取り、その場で電子書籍を購入できるサービスの実証実験が、1日から東京都内の3書店で始まる。電子書籍の市場が拡大するなか、その恩恵がリアル書店にも波及するビジネスモデルの可能性を探る試みだ。
書店を訪れた利用客はまず、店内のポスターやポップなどに掲載されたQRコードを自分のスマートフォンで読み取る。すると、カメラ機能を使って本のバーコードを読み取るページにアクセスできる。店頭に並ぶ本のバーコードを読み取ると、同じ本の電子書籍の購入か試し読みを選べる。いずれかをタップすると、電子書籍販売サイト「スマートBookストア」に飛ぶ仕組みだ。
電子書籍の購入や試し読みが…