父に買ってもらった近江カラーのスニーカー マニアが夢見るマウンド

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内田快
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(31日、第94回選抜高等学校野球大会 決勝、近江1-18大阪桐蔭)

 近江(滋賀)の副島良太(そえじまりょうた)投手(3年)は飽き性だ。5、6歳で始めたピアノや卓球は数年でやめた。

 そんな彼にも例外が二つある。

 一つは、小2から始めた野球だ。ずっと投手でやってきた。

 「変化球で相手の体勢を崩して三振を取るのが、なんとも言えずうれしい」

 もう一つはスニーカー。中3になったころ、周りの友だちと同じようにファッションに興味がわくようになった。スニーカー好きの父がはいていた靴が目についた。

 「ぼくもスニーカーが欲しい…

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