袋井特産のクラウンメロン、笑顔呼ぶ絵本に 中林さんが最優秀賞

長谷川智
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 【静岡】袋井市が特産のクラウンメロンを題材に募集していた創作絵本で、東京都在住の中林未孔さんが最優秀賞を受賞した。同メロンの栽培100周年を記念した企画だが、中林さんは100歳を迎えたカメの王様を主人公にメロンが笑顔を呼ぶ物語を描いた。

 昨年7~9月に募集し、県内の50を最多に北海道から沖縄まで計102作品の応募があった。中林さんは2年前に絵本の創作を学び始め、受賞作の「おうさまのメロンはどこへいった?」が初めての作品という。「100年の歴史はすごいと思った。おいしい食べ物が人の心をつなぐことを伝えたい」と話した。

 絵本作家で特別審査員を務めた三島市在住の宮西達也さんは「素朴な絵とページをめくる楽しさがあるストーリーを評価した」と講評。表彰した大場規之市長は「短い物語にクラウンメロンの魅力がちりばめられている」と感謝した。

 絵本は本文15ページ。袋井市は全国の公立図書館に寄贈し、袋井とクラウンメロンの知名度向上を図る。(長谷川智)