ヒグマに襲われ男性2人がけが 札幌の山中

佐野楓、角拓哉
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 31日午後2時半ごろ、札幌市西区山の手の三角山の山中で、「男性2人がヒグマに襲われ、けがをした」と市職員から119番通報があった。2人は市から委託されたNPO職員で、ヒグマの巣穴を調査していた。頭や腕をかまれたが、命に別条はないという。道警によると、ヒグマによる被害は今年初めて。

 道警地域課によると、現場は三角山山頂の西約500メートル付近の山中。市環境共生担当課職員とNPO職員ら計5人がヒグマの巣穴を調査していたところ、巣穴をのぞき込んだNPOの男性職員(47)が中にいたヒグマに頭をかまれた。助けようとしたNPOの男性職員(58)も右腕をかまれた。2人は自力で下山した。ヒグマは2人を襲った直後に走り去ったという。

 3月13日に現場付近で巣穴が見つかったという情報が市に寄せられていた。(佐野楓、角拓哉)