国連総会、ロシアへ非難集中 ウクライナ大使「民主主義が陥落する」

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ニューヨーク=藤原学思
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 193カ国からなる国連総会は2月28日、ウクライナ危機をめぐる緊急特別会合を開いた。演説した各国はロシアを相次いで非難。演説は3月1日以降も続く。ロシア軍のウクライナからの即時完全撤退を求める決議案は、2日にも採択される予定だ。

 この会合は、ロシアが拒否権を行使したため、安全保障理事会でロシア軍に撤退を迫る決議案を採択できなかったことから、安保理理事国11カ国の賛成で要請された。計100カ国以上の国連大使らの演説が予定されている。

 グテーレス国連事務総長は、ウクライナで民間人に被害が出ていることを指摘。「もう十分だ。指導者たちは平和のために行動する必要がある」と訴えるとともに、「国連がウクライナの人びとを見捨てることはない」と人道支援を強化する方針を明らかにした。

 加盟国の中で最初に演説台に…

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