県内初の公立中高一貫、6年在校生の卒業式

上月英興
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 山形県内唯一の併設型中高一貫校、県立東桜学館(東根市)の高校の卒業式が1日にあった。2016年度に開校して以来、中学から入って6年通った生徒が巣立つ初めての日となった。

 この日卒業したのは、中学からの一貫生88人、高校からの高入生69人。官宏校長は「東桜プライドを忘れず、新たなステージでも飛躍することを期待します」と送り出した。代表として答辞を述べた一貫生の青柳匠朗(たくろう)さん(17)は「中学から数学を先取りして学習し、先生も親身に教えて下さって恵まれた学習環境だった。皆で創り楽しむ力も非常に強く、いろんな挑戦ができた」と振り返った。

 東桜学館は北村山地区の県立高校再編で、東根市中心部に設置された。17年度には文部科学省の「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」に指定され、課題研究などに力を入れている。

 県教育委員会は24年度に、庄内地域にも併設型の県立中高一貫校を開校する方針だ。(上月英興)