訪台の米軍元高官、蔡総統と会談 対中国、「米国の関与を示したい」

有料会員記事

台北=石田耕一郎
[PR]

 台湾を訪問している米軍元制服組トップら超党派の代表団は2日、台北市総統府蔡英文(ツァイインウェン)総統と会談した。ロシアのウクライナ侵攻を受け、中国が台湾への「情報戦」を強める中、代表団は台湾への揺るぎない支援を表明した。

 一行はマレン元米統合参謀本部議長が率いる軍高官や国家安全保障を担当した政府高官ら5人。マレン氏は「台湾海峡の安定は米国だけでなく、世界の利益につながる。今回の訪問を通し、台湾だけでなく、他の同盟国に対しても、インド太平洋地域への米国の関与を示したい」と語った。

 これに対し、蔡氏は「ウクライナ問題を見ても、地域の安定には民主主義陣営の協力が必要だ」と述べ、バイデン米政権の台湾支援の姿勢に謝意を示した。

 米台はいずれも中国による台…

この記事は有料会員記事です。残り119文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
  • commentatorHeader
    佐橋亮
    (東京大学東洋文化研究所准教授)
    2022年3月2日18時16分 投稿

    【解説】今回の訪台団は、超党派のメンバーからなり、マレン元議長だけでなく、メインストリームの外交・安全保障専門家が加わっています。台湾海峡の安定に対するアメリカのコミットメントを引き続き保証するだけでなく、台湾による国防努力を増やすようにも注文した