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道がまん延防止の再延長を要請 病床使用率が高止まり

新型コロナウイルス

榧場勇太、中野龍三
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 北海道に適用されている新型コロナウイルス対応の「まん延防止等重点措置」について、道は2日、今月6日までの期間を再延長するよう国に要請した。対象は引き続き全道域とし、期間は2週間から3週間を想定している。新規感染者は減少傾向だが病床使用率が高止まりし、医療体制が厳しいことから、期限での解除は難しいと判断した。国は4日にも再延長を決める見通し。

 道内では2日、新たに2232人の感染が確認された。3日ぶりに2千人を超え、死者は8人だった。

 道は2日夕の対策本部会議で再延長要請を決定し、即日、国に要請した。会議後、鈴木直道知事は記者団に「医療への負荷が急速に高まる状況ではないが、予断を許さない。全道で負荷が高止まりになっており、対象区域は引き続き全道としたい」と述べた。

 道には1月27日から2月20日まで重点措置が適用され、その後3月6日まで2週間延長された。道内の新規感染者数は2月12日以降、前週の同じ曜日を下回る日が続き、ピークを超えたとみられている。しかし直近1週間は1日平均2千人超で減少ペースは鈍い。

 病床使用率は1日現在で37・7%と、1週間前より増えている。札幌市が44・9%、同市を除く道央圏が44・2%、十勝圏が58%と高い。医療機関や高齢者施設でのクラスター(感染者集団)の発生も相次ぎ、高齢者を中心に死者の発表も2桁の日がまだ多い。

 1日には、感染力がより強いとされるオミクロン株の一種「BA.2」の感染者が、道内で初めて札幌市で確認された。新規感染者数が再び増加に転じる懸念も指摘される。

 重点措置では、道内全域の飲食店を対象に、第三者認証を得た店には午後9時(酒提供は午後8時まで)、または午後8時(酒提供はなし)の時短、非認証店には午後8時まで(酒提供はなし)の時短が要請されている。再延長された場合、道は国の基本的対処方針に沿ってこれらの対策を続け、ワクチン接種の加速や経口治療薬を提供する医療機関の拡充などに取り組む方針だ。(榧場勇太、中野龍三)

道内の新規感染者数(2日)

【全体】2232(累計176245)

【主要4市(札幌、旭川、函館、小樽)】

札幌1190、旭川125、函館109、小樽68

【他地域(振興局別)】

空知84、石狩168、後志18、胆振85、日高12、渡島36、檜山3、上川46、宗谷4、オホーツク35、十勝148、釧路90、根室8、その他3(道外1)

【死者】8(累計1780)

※4市と道の発表に基づく。再陽性含む。4市は居住地非公表含む。

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