つくりかけの船もハウスも対象 資産評価で事業に着目、地方を元気に

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松浦新
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 不動産の担保価値は低くても、ノウハウや地力のある地方企業や農家は少なくありません。三友システムアプレイザル常務の田井政晴さん(56)は、その価値をきちんと評価して再生につなげようと取り組んでいます。

たい・まさはる 1965年生まれ、兵庫県出身。93年三友システム住宅融資(現・三友システムアプレイザル)に入り、2009年現職。17年に設けた事業性評価研究所は農林水産業も手がける。

 金融機関が企業に融資をしたり事業承継のサポートをしたりするには、対象となる事業の評価が欠かせない。その評価を金融機関から請け負う三(さん)友(ゆう)システムアプレイザルの常務として、全国の現場を駆け回る。

 2月下旬のスケジュールは、こんな具合だった。

 大雪の北海道でブドウ畑を視察。翌日は晴天の大分県に移動し、造船所を見て回った。その次の日は宮崎県庁。農家の後継ぎ探しで課題になる農業用ハウスなどの評価について県職員と打ち合わせをした。

貨物船にも評価を

 「地方の地価は低迷している…

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