映画1本で世界は変わらんけど…「子どもに居場所を」問う監督

有料記事KANSAI

聞き手・玉置太郎、写真・金居達朗
[PR]

 これほど「現場」を大事にする映画監督はなかなかいない。大阪を拠点にドキュメンタリーを撮る重江良樹さん(37)だ。デビュー作「さとにきたらええやん」は、労働者の街・釜ケ崎大阪市西成区)の児童館に7年間も通って完成させた。いったいどんな人なのか。

関西ニュースレター

関西発のおすすめニュースを週1回お届けします。こちらから登録できます。

 ――「さとにきたらええやん」の自主上映会は全国で600回に迫り、公開から6年になる今も続いています。

 「登場する子どもの力でしょう。生活や家庭がしんどい状況におかれながら、逆境をはね返す力、人とつながっていく力、他人を思う力。子どもたちが映画の随所で見せてくれました。ぼく自身、この『こどもの里』に通うなかで子どもに元気をもらっていたので、見る人が元気になる映画を意識しました」

 ――子どもが全力で遊んだり、親のことで悩んだりしながら見せる自然な表情が最高でした。「里」でボランティアをしていたんですよね。

重江さんが「こどもの里」を撮ることになった、偶然の出会いとは。重江さん自身のユニークな子ども時代から映画につながるまでも、聞きました。

 「きっかけは専門学校の卒業…

この記事は有料記事です。残り1564文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
今すぐ登録(秋トクキャンペーン中)ログインする

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません。

【10/18まで】有料記事読み放題のスタンダードコースが今なら2カ月間無料!
#KANSAI

#KANSAI

近畿の魅力を再発見する新企画。社会・経済から文化・スポーツまで、地元愛あふれるコンテンツをお届けします。[記事一覧へ]