ロシアによるウクライナ侵攻が激しさを増す中、ウクライナのスポーツ界でも犠牲者が出始めた。2日には2人の若いサッカー選手の死亡が明らかになり、国際社会から非難の声が上がった。
「我々の思いは、この戦争によって亡くなった最初のサッカー選手であるビタリー・サピロ(21)とドゥミトゥロ・マルティネンコ(25)の家族、友人、チームメートと共にある」
国際プロサッカー選手会(FIFPRO)は2日(日本時間)、ツイッターにこのような投稿をした。
米FOXニュースなどによると、サピロ選手は「カルパティ・リビウ」のユースチームでゴールキーパーを務め、首都キエフ近郊での戦闘に参加して死亡。マルティネンコ選手は「FCゴストメル」のミッドフィールダーで、自宅アパートがロシア軍に砲撃されて死亡したとみられる。
FIFPROのベアホフマン事務局長はBBCラジオに対し、「戦争に巻き込まれたサッカー選手が他にいるかどうか正確な情報がない」と言及し、「若い2人の選手はロシア軍の侵攻によって死亡した」と非難した。
10代のバイアスロン選手も犠牲に
また国際バイアスロン連合(…

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