ホタテ貝殻付着物から出た廃液不法投棄容疑 副町長ら書類送検

平岡春人、角拓哉
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 養殖ホタテの貝殻に付いた海藻類などを発酵させて堆肥(たいひ)にする過程で出た廃液を北海道豊浦町の山林に投棄したとして、道警は3日、小川英紀副町長(62)や町職員、業者ら計7人を廃棄物処理法違反(不法投棄)の疑いで書類送検し、発表した。いずれも容疑をおおむね認めているという。

 副町長のほかに書類送検されたのは、町の廃棄物処理施設の担当課職員3人、施設を管理する協同組合幹部1人、廃棄物処理業者の役員ら2人。生活経済課によると、7人の容疑は共謀のうえ、昨年5月下旬に廃液3トンを町内の山林に捨てたというもの。

 町によると、施設では養殖ホタテの貝殻に付いた海藻類などを発酵させたものを堆肥にしていたが、機械の作業効率が落ちたため使い切れなくなり、余った分を廃液として捨てたという。

 道警は昨年6月、役場を家宅捜索していた。村井洋一町長は「町政の信頼を損なったことに、改めておわび申し上げる。事態を重く受け止め、厳正に対処する」との談話を出した。(平岡春人、角拓哉)