ロシア軍がウクライナに侵攻してから1週間がたった。攻撃の対象は学校や病院にも及び、民間人の犠牲も急増、国外に逃れた難民は約100万人に達した。国際社会が強く非難するなか、ロシアは国内で戦時統制を強め、反戦の機運を抑え込んでいる。
「民間人に危険はない」
ロシア国防省はウクライナに侵攻した2月24日、攻撃の対象は軍事施設だけだと主張していた。
だが、現実は全く異なる。
日を追うごとに民間施設への攻撃が増え、インタファクス・ウクライナ通信によると、これまでに80カ所以上の幼稚園や学校、病院などが被害を受けた。寒さの中、約33万2千人が停電の状態に置かれ、約1万2千人がガスを使えない状態に置かれているという。
市民の犠牲も増え続けている。ウクライナの非常事態庁によると、民間人の死者は2千人を超えた。
ウクライナの国連機関事務所…
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