千日手指し直し、決着は午前3時18分 「将棋界の一番長い日」

有料記事

村瀬信也
[PR]

 渡辺明名人(37)=棋王と合わせ二冠=への挑戦権を争う第80期将棋名人戦・A級順位戦(朝日新聞社、毎日新聞社主催)の最終9回戦5局が3日、静岡市葵区の料亭「浮月楼」で一斉に指された。深夜まで対局が続くことから、「将棋界の一番長い日」と称される一大イベント。最後の一局が終わったのは4日午前3時18分で、例年より一段と「長い日」となった。

 今期A級は8回戦を終えた時点で斎藤慎太郎八段(28)の名人挑戦と、羽生善治九段(51)と山崎隆之八段(41)の降級が確定。他の7人の残留も決まっている状況だったが、9回戦も深夜まで熱戦が繰り広げられた。

 まず終局したのが斎藤八段―糸谷哲郎八段(33)戦で、糸谷八段が午後9時34分に87手で勝った。斎藤八段は全勝優勝を阻止されて8勝1敗に。糸谷八段は6勝3敗で2位となった。

 次に終わったのが羽生九段―広瀬章人八段(35)戦。午後11時10分に広瀬八段が99手で勝った。広瀬八段は5勝4敗、羽生九段は2勝7敗になった。

 その後、佐藤康光九段(52…

この記事は有料記事です。残り686文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
今すぐ登録(1カ月間無料)ログインする

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません。