東京で22年前に起きた殺人事件、中国が代理処罰 猶予付き死刑判決

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 東京都大田区で2000年にあった殺人事件をめぐり、警視庁が逮捕状を取って国際手配していた中国籍の女について、逃亡先の同国の司法当局が代理処罰制度で執行猶予付きの死刑判決を言い渡していたことがわかった。警視庁に昨年12月、判決文が届いたという。女の供述内容や現在の安否は不明で、同庁は国際刑事警察機構(ICPO)を通じて情報を求める。

 事件が起きたのは00年2月。大田区東蒲田2丁目のアパートで、出産間近だった主婦宇野純子さん(当時21)=中国出身=が首を刺され殺害された。戸籍上の両親ら親族4人が殺人容疑で逮捕され、3人が殺人罪で実刑判決を受けた。

 警視庁は宇野さんの親族で、事件後に中国に渡った李富春容疑者(48)も事件に関与したとみて逮捕状を取り、ICPOを通じて国際手配した。

代理処罰

犯罪を起こし、海外に逃げたとされる人物について、逃亡先の国がその国の法律で処罰する仕組み。犯罪が起きた国が要請し、容疑性が高いことを示す捜査資料を提供する。「逃げ得」を許さないために使われるが、国外犯を処罰する規定のない国は応じない可能性が高い。

 李容疑者が再来日する可能性…

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