歩道も走れる電動キックボード、「自転車並み」ルールで大丈夫?

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田内康介 聞き手・田内康介
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 電動キックボードの新たな交通ルールを盛り込んだ道路交通法の改正案が、4日に閣議決定された。今国会で成立すれば、新たなルールは2024年夏までに適用される見通しだ。

 電動キックボードの規制緩和は、自民党の議連や業界団体が求めており、昨年6月に政府が掲げた成長戦略実行計画に沿って法整備が進められてきた。シェアリング事業者でつくるマイクロモビリティ推進協議会の関係者は「免許が不要になれば、より気軽に使える」と歓迎する。観光地を回りやすくなり、訪日外国人の利用も期待できるという。

 改正案は新たな移動手段の普及も見越している。電動キックボード以外の「小型電動モビリティー」にも適用され、無人で荷物を運ぶ自動配送ロボットや、高齢者向けの移動支援ロボットが公道を走りやすくなる。ある事業者は「免許を返納した高齢者の新たな交通手段となるモビリティーが登場し、選択肢が増えるだろう」と話す。

記事の後半では、今回のルール案の課題について、自転車の交通に詳しい岩手県立大の元田良孝名誉教授に聞きました。

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