鬼滅の刃、東京五輪…偽物の差し止め2万8千件 財務省発表

吉田貴司
【動画】税関の差し止め品処分の様子=東京税関提供
[PR]

 2021年に全国の税関が差し押さえた、偽ブランド品などの「知的財産侵害物品」が2万8270件だったと財務省が発表した。全体では前年より6・7%減少したが、人気の「鬼滅の刃」の偽グッズが多く見つかるなど、偽キャラクターグッズの著作権侵害品は全体で674件と前年より17・0%増加したという。

 差し止め件数は1987年以降で5番目の水準。発送元を地域別にみると、中国が全体の77・4%を占めて一番多く、2005年以降トップが続いている。次いでベトナムが10・7%、フィリピンが3・9%だった。

 点数は前年より39・1%増えて81万9411点。品目別では、高級ブランドなどの衣類が同60・8%増の10万8684点で最も多く、次いでイヤホンなどの電気製品が同62・0%増の10万4848点が多かった。「鬼滅の刃」に関するグッズは、著作権侵害DVDの密輸入事件を東京税関が告発するなど多数確認され、約10倍に増加した。東京五輪関連グッズも前年に引き続いて確認されたという。差し止め品は税関が没収して処分するなどしている。吉田貴司