「僕もそうだったんだ」 性教育の専門家が男子校で伝えていること

有料記事

聞き手・藤野隆晃
[PR]

 積極的に性教育に取り組む男子校が出てきているそうです。性教育に長年携わってきた元一橋大講師の村瀬幸浩さん(80)に、どんな変化が起きているのか聞きました。

 ――男子校で性に関する講演を続けていますね。

 私は5年ほど前から、中高一貫の男子校である麻布高校(東京都港区)で講演していました。それを始めたころから、男子校で性教育が広がってきたと感じます。つい最近も、同じく中高一貫の男子校の開成中学(荒川区)で講演しました。先生の中に、時代の変化を感じて、「なんとかしないといけない」と思っている人たちがいるのでしょう。

 ――性に関する事柄を知るうえで、男子校で過ごすとどんなデメリットがありますか。

 私自身も中高の6年間、愛知県の私立男子校にいましたが、女性や性に対する真っ当な理解はなかったですね。当時はエロ本や猥談(わいだん)といったものからしか情報を得られていなかった。

 結婚して、妻の月経という問…

この記事は有料記事です。残り1727文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
今すぐ登録(1カ月間無料)ログインする

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません。

Think Gender

Think Gender

男女格差が先進7カ国で最下位の日本。生きにくさを感じているのは、女性だけではありません。だれもが「ありのままの自分」で生きられる社会をめざして。ジェンダーについて、一緒に考えませんか。[記事一覧へ]