ロシアの原発攻撃「一歩間違えば…」 米国、インフラ支配狙いの見方

有料会員記事ウクライナ情勢

ワシントン=高野遼
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 米国防総省のカービー報道官は4日の記者会見で、ロシア軍が同日未明に攻撃したウクライナ南東部のザポリージャ原子力発電所について「放射性物質の漏出は起きていない」との認識を示した。一方で「原発への攻撃は甚だしく危険だ。一歩間違えば、ウクライナや隣国の人々に多大な被害をもたらしていた」とロシアを強く非難した。

 同日に記者会見した同省高官は、原発攻撃の理由について「ロシアの目的がウクライナ政府の転覆なら、電力などインフラ支配を狙うだろう」と推測。「占領にあたり、人々による抵抗を抑えるのにも利用できる」と述べた。

 高官によれば、ロシア軍は4日までに国境付近に集結させた戦闘部隊の92%をウクライナ国内に投入した(前日は90%)。特に南部でロシア軍の進軍が目立つ展開が続いているという。

ウクライナ軍の制空権は「奪われていない」

 首都キエフを含む北部では、ウクライナ軍の強い抵抗によりロシア軍の前進は停滞している。ただ郊外から都市部への激しい爆撃が続き、民間の被害が出ている。

 南部では主要都市ヘルソンが…

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