香港に「全面的な統治権を実現」、中国首相が全人代報告で初めて表明

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香港=奥寺淳
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 中国の李克強(リーコーチアン)首相は5日午前、この日開幕した全国人民代表大会(全人代)の政府活動報告で、香港に対する中国政府の「全面的な統治権」を実現させるとの方針を1997年の香港返還以来初めて盛り込んだ。「一国二制度」のもと高度な自治が保障されてきた香港だが、中国の直接的な関与を強めることを明確にした形だ。

 李氏は報告で香港について、これまでと同様に一国二制度のもとで高度な自治方針は認めると前置きした。その上で、「中央(政府)による香港への全面的な統治権と、愛国者による香港統治を確実に実現させる」との決意を表明した。2018年までの政府活動報告には、「民主を推進する」との表現もあったが、こうした表現は消えた。

 香港では昨年、中国政府が主…

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