小児用の大規模会場で新型コロナワクチン接種始まる 愛知
小林圭
愛知県の新型コロナウイルスワクチンの大規模接種会場で5日、5~11歳への接種が始まった。県は一般用の会場とは別に小児用の会場を計4カ所開設する。
この日開設したのは名古屋空港ターミナルビル(豊山町)、藤田医科大(豊明市)、愛知医科大メディカルセンター(岡崎市)の3カ所。藤田医科大岡崎医療センター(同市)は7日に接種を始める。
名古屋空港ターミナルビルの会場では、待合や経過観察のゾーンに子どもと保護者が一緒に座れるベンチを用意した。子どもの不安を和らげるためにテレビを設置し、短編アニメを放映している。長い時間座っていることが難しい子どものために経過観察ゾーンにはマットを敷いたスペースも用意した。
この日は3会場とも、予約枠がすべて埋まった。以降も4会場とも予約を受け付けている日はすべて予約が埋まっているという。
各会場では1日20~30人に接種ができる。予約は、LINEの県公式アカウントを「友だち登録」するか、コールセンター(0570・666・885、午前9時~午後5時)へ。
予約には接種券が必要で、1回目を予約すると3週間後の2回目が自動的に予約される。接種には保護者の付き添いが必要だ。(小林圭)

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