重点措置解除 酒類の提供制限も終了へ

新型コロナウイルス

白石昌幸
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 【鹿児島】新型コロナウイルスの感染拡大に伴う「まん延防止等重点措置」の県への適用を期限の6日で解除する国の方針を受け、塩田康一知事は4日夜、措置区域となっている県内全域の飲食店への営業時間短縮要請なども6日で終了する方針を明らかにした。

 県庁であった対策本部会議で新たな対応を決めた。第三者認証を取得した飲食店に限り、午後9時までの営業や酒類提供も可能としていたが、今回の「まん延防止等重点措置」の適用解除を受けて時短要請や酒類提供の制限を終了する。

 県内の感染状況は、2日現在の人口10万人あたりの療養者数(直近1週間)が県内全体で218・3人、PCR陽性率(同)は26・4%、人口10万人あたりの新規陽性者数は189・58人といずれも警戒基準のレベル3の指標を上回っている=表参照。一方、最大確保病床(563床)の使用率が36・9%でレベル3を下回り、重症者用の最大確保病床(33床)の使用率は6・1%でレベル2を下回っている。

 感染防止対策としては、県民に対して同一グループの同一テーブルの飲食は4人以下とすることを引き続き要請。PCR等無料検査は31日まで期間を延長する。PCR検査場の少ない離島の市町村には県が保有するPCR検査キット約4200セットを送付した。

 学校には児童・生徒の間隔の確保、部活動は健康観察などの徹底を求めた。児童施設には保護者が参加する大人数での行事の自粛を要請。高齢者施設では送迎時の換気やオンライン面会の実施など感染対策の徹底を求めている。

 記者会見で塩田知事は「重点措置で飲食店における感染拡大が収まるという一定の効果があった。卒業、入学、春の異動期を迎え県外との往来や歓送迎会など人と接触する機会も増えるが、感染がリバウンドすることがないよう引き続き感染防止対策を徹底してほしい」と県民に訴えた。(白石昌幸)

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 鹿児島県鹿児島市は5日、新たに374人の新型コロナウイルス感染を確認し、1人が死亡したと発表した。感染者の累計は3万3291人、死亡者は131人。

 新規感染者の内訳は、鹿児島市198人、霧島市35人、鹿屋市30人、姶良市23人、奄美市10人、指宿市9人、志布志市8人、出水市7人、日置市6人、南九州市5人、いちき串木野市と天城町が各4人、枕崎市薩摩川内市曽於市屋久島町が各3人、さつま町、湧水町、大崎町、東串良町、宇検村徳之島町、和泊町が各2人、垂水市南さつま市伊佐市、南大隅町、肝付町、与論町が各1人、県外3人。

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