活動費は年200万円、それでも続けた 就活の面接で宣言した言葉

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室田賢
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新聞社のパラリンピアン(下)

冬季北京パラリンピックノルディックスキー(座位)の日本代表に初選出された森宏明選手(25)。普段は朝日新聞のスポーツ事業部で働く会社員です。1人の青年が「パラリンピアン」になるまでの歩みを3回にわたって紹介します。

 2017年冬、大学3年生の森宏明はパラノルディックスキーを始めた。デビュー戦のワールドカップ(W杯)でいきなり上々の結果を残したことで、22年の冬季北京パラリンピック出場をめざそうと決めた。

 一方で、本格的な就職活動も迫っていた。

 「競技をしつつ、社会人としても経験を積みたい。スポーツ一本の人間ではなく、仕事をしっかりしたい」

 メーカー、金融、商社など幅広い分野を見て回った。一方で、スポーツビジネスに関わる職業も諦めていなかった。

面接で人事部に宣言

 高校時代は野球をやれて当たり前と思っていた。でも、事故や長い入院生活を経て、スポーツができるありがたさに気づいた。同時に、スポーツができる環境を支える側に回りたいとも思っていた。

 IT企業や証券会社などから…

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