第9回8年前は避難、不条理な侵攻に「もう逃げない」 残るのは連帯のため

有料会員記事ウクライナ情勢

リビウ=高野裕介
[PR]

 ロシアが侵攻したウクライナでは8年前、東部で親ロシア派勢力とウクライナ軍の激しい戦闘が勃発し、多くの市民が故郷を追われた。国内で移住先を見つけ、やっと築いた生活の基盤を再びロシアに脅かされる。そんな不条理に直面している人も少なくない。それでも、「もう二度と逃げない」と決意した人たちがいる。

 「こんなに長く続くなんて想像できなかった。あくまで一時的な避難のつもりだった」

 首都キエフから西に約450キロ。ポーランド国境に近い街リビウに住む大学職員のブラデスラフ・ブリアーノフさん(25)は、ため息をついた。

 2014年、ロシアがウクラ…

この記事は有料会員記事です。残り1524文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【無料会員限定】スタンダードコース(月額1,980円)が3カ月間月額100円!詳しくはこちら

連載ウクライナ危機 市民は今(全120回)

この連載の一覧を見る