現金授受「普通のこと」広島市議発言に波紋 地元自民「今はない」

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大久保貴裕
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 2019年参院選をめぐる買収事件で、河井克行元法相=実刑確定=から現金を受け取った広島市議5人の談話が波紋を呼んでいる。国会議員と地方議員の現金授受を「普通のこと」とし、地元の自民党が反発。5人を含む地元議員について、除名などの処分を議論する「党紀委員会」を開くことも検討している。

 「この時代に、それを公然と発言されるのはいかがなものか」。自民党広島県連ナンバー2の中本隆志県議会議長は7日、市議5人の談話について記者団に問われると語気を強めた。

 河井氏から70万~30万円を受け取った5人は2日に談話を公表し、「市民県民から奇異に映るかもしれないが、長年少なくとも広島県広島市においては儀礼的な(金銭の)贈呈が行われていた」「現金を受領したのは何故か?との問いには『それは普通のことだから』という答えになる」などと主張した。河井氏からの現金受領について「微塵(みじん)の罪悪感もなかった」とした。

 中本氏は、国会議員と地方議員の現金の授受について「今から20~30年前に、そういうことがあったやに聞いたこともある」とも述べたが、河井氏らによる買収事件は「いまの現職議員が見たことも聞いたこともない特殊な例だ」と反発した。「何を根拠に(長年行われていると)言われたのか」と声を荒らげた。

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