少子化で消えた遊び場とり戻す 青梅の山中「ひまわりプール」復活へ

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杉山圭子
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 東京都青梅市の山中にあり、「山のプール」として教科書にも載った「ひまわりプール」が、22年ぶりに復活する。地域住民が力を合わせて生み出した子どもたちの遊び場の再生に中心となって取り組むのは、ここで泳いで育った、かつての少年たちだ。

 山間部を流れる黒沢川の支流にあたる黒仁田川の上流付近。2月中旬、そろいのTシャツ姿の男性たちが復活に向けた作業を続けていた。背中には「ひまわりプール保存会」の文字。「ここより上には家がないので、生活排水なども流れてこず、昔から水がきれいでした。今も夏になればホタルがみられますよ」。保存会の会長を務める中村真吾さん(54)は話す。

 中村さんの家はプールのすぐそばで、小学校を卒業するまで毎日のように友達と泳ぎ、遊んだ。2000年にいったん廃止となったプールを「復活させよう」と決意したのは一昨年9月。「ここで生まれ育った私たちには当たり前の風景でも、他からみれば、これほど自然豊かな場所はない。遊び場を復活させ、残したい」と考えたという。

 地域の後輩らに呼びかけ、翌…

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